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歯周疾患と自覚症状について
歯周病は、歯の周囲の汚れ・プラークの中に含まれる細菌が原因となり、歯ぐきに炎症が起き、歯を支える骨が溶けていく病気です。
歯周病はある日突然にかかる病気ではなく、徐々に進行する病気です。歯周病の初期段階を歯肉炎といいます。
歯肉炎の段階では痛みなどの症状はほとんどないため、自分では気がつかなかったり、少し違和感を感じても「たいしたことはないだろう」と放置してしまう方も多いのが現状です。
しかし、歯周病は初期段階でしっかりケアしていくことで、症状は治まってきますし、重症化を予防することができます。
歯周病を予防するため、言い換えるとご自身の大切な歯を健康な状態に保つために、気になる症状がある方は、歯科医院で検査を受けて歯ぐきの状態をチェックしてほしいと思っています。
歯周病の治療について
歯周病の治療は、患者さんの歯茎の状態・歯周病の進行度によって異なります。
歯周病を予防するために
上記でご説明した通り、歯周病は初期の段階では自覚症状が無いことが多いです。そのため、予防のために、気になる症状がなくても定期的に歯科医院で検査を受けていただくことをおすすめします。
メンテナンスについて
一度、歯周治療を受けると歯周病原菌が減少して、歯ぐきの状態が良くなります。しかし、治療終了後に丁寧なケアを行っていかないと、歯周病原菌が増加したり、再発することがあります。そこで、定期的に歯科医院を受診して、さまざまな項目のチェックやお口のお掃除を行うことをメンテナンスといいます。
歯周病治療の基本は、歯周病の原因であるプラークを取り除いていく、プラークコントロールです。プラークを確実に取り除くために、毎日の歯磨きと歯医者で行う口腔ケア(メンテナンス)が必要となるのです。
◎メンテナンスでは、主に次のことを行います。
- 歯周精密検査(X線検査・歯周ポケットの測定・動揺度の検査など)
- 咬み合わせのチェック
- 歯のクリーニング(スケーリング・ルートプレーニング)
- 歯磨きの指導
メンテナンスについては、間隔は人それぞれです。お口の中の状態に合わせて、歯科医師がご提案していきます。まずはお気軽にご相談にいらしてください。